今朝はまた気温急降下な横浜です。陽射しの暖かさ、晴れの有難さをつくづく感じます。
ところで”世界三大悪妻”ってご存知でしょうか。
まあ何とも失礼極まりない表現ですよね…
何でもロシアを代表する文豪トルストイの妻”ソフィア”もその一人に数えられるというのです。
トルストイの晩年を描いた映画『終着駅トルストイ 最後の駅』
この映画を観る度に、トルストイの妻ソフィアは悪妻なのかしら?と首をかしげたくなります。
ヘレン・ミレンが見事に演じています。
50年近く大作家である夫を支えた妻、夫を思う真っ直ぐな気持ちは、とても純粋なものではないでしょうか。
そんな二人の間に割って入った存在。その存在こそが身勝手で強欲に思えるのは私だけかしら。
心の在り方、捉える角度で解釈が大きく変わってくるのではないかとも感じております。
たった一つの真実は”愛”。
トルストイが妻ソフィアと出会った時を懐古するシーンなんて素敵すぎて胸がジーンと熱くなります。
あんな風に出会った頃の妻を懐かしむなんて。
この映画を観たきっかけは、決して”悪妻っぷり”を確かめようと思ったわけではなく、
ロシアが相当な紅茶愛飲国であるからに他ならず、日常的な紅茶のシーンを観れるかしら?という期待からです。
その期待通り!たくさんお茶のシーンが出てきますので、夫婦関係に香味のない方にもお勧めです。
私はもう何度も観て、ビデオを止めて細部まで確認しながら楽しみました。
ロシアならではの紅茶道具が出てきます。
金属製のホルダーが付いたガラスのカップ”スタカン”もデザイン違いで幾つも出てきますし、ことあるごとに『お茶を入れましょう』というシーンがあります。
ロシアンティーは日本のレストラン等でもメニューに有り、ジャムを入れて飲むスタイルは極めて日本的な飲み方、あったとしても地方(田舎)の飲み方等と伺っていたのですが、映画の中ではカップの中にジャムを入れかき混ぜて飲んでいるシーンも多々あります。日常的なお茶のシーンを絶対的にこうです!なんて言及することはできませんものね。地域性もありますし、各家庭によって、あるいはその時の状況によっても異なり、色々な楽しみ方がある訳ですから。
そしてロシアの紅茶文化で最も象徴的なものでもある紅茶道具。
それが、今回のティータイムクイズです。
『ティータイムクイズ⑧』
湯沸かし器でもあり、紅茶を作る道具でもあり、暖をとれるものでもあり、家族団欒=”幸せ”の象徴でもあるとされるもの。
サイズは様々ありますが、ロシアの4大発明の1つにも数えらえる湯沸かし器兼紅茶道具は何でしょうか。
そう昨年2021年はロシア紅茶旅に参加する予定でしたので、現地で目に留まるものがあったら一つ抱えて帰りたい!と思っていたものでもあります。そして第2問は、旧ロシアの構成国であり、黒海東部に接する紅茶生産国はどこでしょうか。
この2点をお答えください。ご回答お待ちしています💛
そうそう”世界三大悪妻”のあとお2人は?というお声も聞こえてきそうですが、こちらに書いて紹介するのはどうかしら?と気が引けますので止めておきます。
それだけ偉大な夫の伴侶であったことの証でもありますものね。